現在運動はしていますか?と聞くと
『歩いています』という答えが返ってくる事が
多いです。ではこの歩くという運動について
考えてみましょう。
大切なのは目的に沿った運動を行えているかです。
実は歩くという運動は人間が自分の体一つで行う
省エネでの移動手段です。
省エネということは極力、疲れないようにしようとする動作です。
よく倒立振子や二重振り子、慣性の法則などで
現せられる歩行ですが、位置エネルギーから運動エネルギーへ
変換またはその逆がいかにスムーズに無駄なく行われるか
が大切ということなのです。
なので歩行が出来ない状態というのは省エネの運動すらできない
筋力の状態だということです。
最近では少し歩くだけでも疲れるという方や座っていて
立ち上がるのがしんどいという方ががおられますが
かなり弱っていると想像する事ができます。
歩く目的がストレス発散だったり身体が冷えたから
暖まる為に歩くのであれば良いと思いますが
座ってばかりの人や筋力が低下している人が
歩くことによって筋力を増やすというのは
矛盾しているわけです。
省エネでハイパワーな運動をしようとしている
わけですから不可能ですよね。
自分の目的に沿った運動をしましょう!!
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